入学祝いのマナー

桜

成長を喜ぶ

結婚、出産というお祝いを終えたら、今度訪れることになるのは「入学」というお祝いごとです。
このお祝いについては一般的にはあまり友人間などで行われるものではなく、「親族」の中で行われる場合が多いでしょう。
また、親から子供に対して入学祝いを渡す、というのも良くあることです。
それでは、入学祝いとしてはどのようなものを贈るのが良いのでしょうか。

子供に取って「入学」というのは、一歩大人になった瞬間でもあります。
その為、新しい生活に向けて必要となるようなものを贈るのが良いでしょう。
例えば小学校に入学するという時には、祖父母からランドセルが入学祝いとして届くというのがよくあります。
また、学習机や筆入れ、筆記用具などのこれまではあまり必要なかったものについても、入学祝いとして贈るのに適しているでしょう。

中学校や高校などの入学となると、さらに子供は大人に近付くことになります。
この頃からは「時計」などの実用的なものが入学祝いとして喜ばれるようになるでしょう。
昔は「万年筆」なども定番の入学祝いでしたが、最近ではあまり使う機会がないため贈られる機会も少なくなりました。
ただ、「大学」の入学祝いなのであれば、万年筆も依然として十分使える入学祝いとなってくれるでしょう。

親族以外なら

それでは、親族以外の子供に入学祝いを贈る場合には、どのようなマナーがあるのでしょうか。
まず贈るものについてですが、あまり高額なものにし過ぎないのが1つのポイントです。
よく利用されるものとしては、現金や図書カードなどがあり、貰った側が自分で使い方を選ぶことが出来るものが洗濯される傾向があります。
金額についても5千円から、高くても1万円程度とするのが良いでしょう。

贈る場合については、入学の一週間前までには贈るように気をつけます。
ただ、時期的に卒業祝いと入学祝いは一緒にしてしまっても構いません。

復数子供がいる場合については、特定の子供にだけお祝いを送るというのではなく、全員に贈るようにしましょう。
子供によって差を付けるようなことをするのは失礼に当たるため、これも注意が必要なポイントです。