出産祝いのマナー

出産祝い

産後一ヶ月が目安

友人や知り合い、家族に子供が生まれた、というのもやはりお祝いのタイミングの1つです。
それでは、出産祝いをするという場合には、どのようなタイミングで行うのが良いのでしょうか。
出産祝いについては、できれば「産後一ヶ月」以内に送れるようにしましょう。

ただ、早すぎるのもあまり良くありません。
今でこそ医療が発達して出産に伴う問題というのが発生しにくくなっているものの、それでも出産が危険なものであることは間違いないためです。
実際に出産が近づいた頃に流産をしてしまったり、母体の生命が危険に脅かされてしまうということも少なくありません。
こういった状況の中でお祝いの品を送るというのはもちろん問題があるため、産後ある程度の期間が経って「母子ともに健康」ということが分かってから送るようにしましょう。

さて、そんな贈り物の贈り方についてですが、家族などの場合は別として、友人や知り合い程度なのであれば「訪問」して手渡すのは避けた方が良い場合もあります。
特に初産の場合、母親だけでなく父親も含めて慣れない子育てに奔走している時期であり、来客にまで気を遣っていられない場合も多いためです。
気の置けない相手なのであれば問題はありませんが、そうでないようであれば贈り物は贈り物として郵送し、ある程度落ちついてから直接お祝いを言いに行くのが良いでしょう。

手紙の内容は?

出産祝いには贈り物だけではなく、手紙を添えるのも1つのマナーです。
それでは、出産祝いの手紙にはどのようなことを書けば良いのでしょうか。
結婚式の文章マナーのように「句読点」を嫌ったり、葬式の文章マナーのように「繰り返し言葉」を嫌ったりというようなマナーはありません。
重要なのは書く内容だけです。

まずはもちろん健康に出産することができたことに対してのお礼を伝えます。
これが本題であるわけですからまずこれから書き始めるのが良いでしょう。
そしてその後に、出産後の健康状態のことや、忙しい子育てのことなどを慮った内容を添えるようにしましょう。

贈り物の内容についても記載することになりますが、それほど主張し過ぎないようにします。
あくまでも「贈ったもの」はオマケで「お祝い」自体がメインとなるような文章を心がけましょう。