貴金属の美しさを保つための手入れ方法

結婚指輪

光り輝く貴金属はいつ見ても心が満たされるものです。
しかし、日ごろから使用していると段々と汚れが気になってくるでしょう。イメージ的に貴金属は金属でできているので汚れにくいと思われがちです。しかし、実際は柔らかい貴金属に少しだけ実用的な強度にするため、銅や銀を混ぜます。したがって、表面は傷つき汚れやすいのです。
日常的に使用していると汚れや傷により、段々と貴金属の輝きが弱まってしまいます。

ここでは貴金属の輝きを保つ方法を3つ紹介しております。貴金属本来が持つ輝きを保つために是非参考にしてください。

外したら拭くこと

貴金属は手入れをしないとすぐに黒ずんで汚れてしまいます。それを防ぐには、家事をした後や仕事帰りには外して拭くようにしましょう。準備するものは、メガネクロスのような柔らかい布です。メガネクロスなどが用意できなければ、できるだけ目の細かい乾いたハンカチなどで代用します。
ティッシュペーパーをメガネクロスの代用とする人もいますが、貴金属を傷つけてしまうため、使用しない方が無難と言えるでしょう。

日ごろから気をつけること

何気ない日ごろにも汚れや傷の原因が潜んでいます。特に結婚指輪は1日のほとんどの時間つけている人がほとんどでしょう。多くの結婚指輪のデザインは、細いデザインを採用しています。さらに、使用される貴金属は多くの場合プラチナを使用しています。
プラチナは貴金属の中でも柔らかい種類に分類されます。そのため、瞬間的に強い力が加わると変形したり、傷ついたりしてしまいます。指輪をつけたまま、重い荷物を持ったり、作業をしたりすることはできるだけ避けましょう。

また、結婚指輪に限らず貴金属は簡単に傷がついてしまいます。特に物をもったりする部位に近い部分にある指輪やブレスレッドなどの貴金属は、食器洗いのクレンザーやお皿に当たるだけで傷や凹みになってしまいます。したがって、食器を洗う際は、できる限り外すことをおすすめします。

保管時に気をつけたいこと

貴金属は、中には直射日光、湿気、空気中の酸素や硫黄によって劣化します。そのため、保管してある貴金属はたまに状態を見てキレイに清掃しましょう。そのため、貴金属を保管するための専用防湿庫も用意しておくと劣化を防げるでしょう。さらに、長い間使っていない貴金属は買取専門店に買取ってもらう方法もあります。
貴金属は価値が変わりづらく、市場では高値で取り引きがされているので相場を確認してみてもよいでしょう。