正しい歯磨きでキレイな歯を残す

青色の歯ブラシ

意外と知られていない正しい歯磨き方法

むし歯を防ぐためには歯磨きでしっかりと汚れを落とさなければなりません。
しかし、意外と歯磨きの正しい方法は知られていないですし、一度の歯磨きで磨き残しも多くあります。

そこで、今一度自分の歯磨きの様子を鏡で見ながら確認して見ましょう。
それとあわせて正しい歯磨き方法についても確認をして間違えているところは正していくようにしましょう。

歯磨きの基本

全ての歯をきちんと磨いていくことが重要です。
1箇所につき20回以上磨くこと、そして磨きすぎて歯が削れないように軽い力で小刻みに動かしていきます。

この時、歯ブラシの毛先を歯にまっすぐ当てることが重要で、場所によって歯ブラシの向きを変えていきましょう。
歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目、歯と歯の間にきちんとまっすぐ当たるよう、慣れるまでは鏡を見ながら磨くと綺麗に磨くことができます。

歯並びによって変わってくる磨き方

歯並びは人によって様々です。
そこで歯並びに応じて磨き方の工夫をする必要があります。

歯並びがまっすぐではなく凸凹の人は、満遍なく磨くことができるよう1本ずつ磨いていくことが重要です。
歯ブラシを縦にして上下に細かく磨くことで磨き残しをなくすことができます。

次に背の低い歯がある場合には歯ブラシを斜め横から入れて磨くと届くようになります。
歯と歯茎の境目部分に歯ブラシが入りにくい場合には歯ブラシを傾けて狭い幅で動かすと汚れが落ちやすいです。

歯が汚れやすい場所をきちんと磨く

歯には汚れやすい場所があります。
この汚れやすい場所こそプラークと言われる歯垢が溜まりやすく、これがむし歯の原因になるものです。
そこで、プラークがつきやすい場所こそ徹底的に磨いていきましょう。

歯と歯の間、歯と歯茎の間、かみ合わせ面は特にプラークが残りやすいです。
そこできちんと磨くことができるように意識すること、子供の場合には仕上げで大人がこのような場所だけはしっかりと磨くのも一つの方法です。
特に子供の場合には生え途中の歯は磨き残しが出やすいので気をつけて磨くようにしましょう。

歯ブラシのケアも重要

歯を磨くのにどれだけ気を使っても歯ブラシが適切なものでなければ意味がありません。
そこで歯磨きのテクニックを磨くだけでなく歯ブラシケアもきちんと行うようにしましょう。

歯ブラシは使っていくうちに毛先が広がります。
毛先が広がると磨いていても歯にきちんと当たらなくなってしまうことが多く、磨いていても磨き残しが出る原因となります。

そこで、歯ブラシは毛先が広がってきたら交換のサインです。
歯ブラシの裏側から見てブラシの毛の部分が見えるようになってきたら交換するようにしましょう。
目安として大体1ヶ月で新たなものにするのが適切なペースです。