還暦からでも新しく
還暦を超えた年齢にもなると、なかなか新しいことには手が伸びないという人も多いのではないでしょうか。
これまで全く触れたことがないようなものだとなおさらです。
ただ、このぐらいの年齢からは、「趣味」が人生において重要なポイントとなってくることもまた事実です。
特に男性の場合にはこれまで仕事が中心だった生活から私生活が中心へと移っていくため、没頭することができる趣味の1つでもなければ日々やることが無くなってしまうということも少なくありません。
それによって、認知症になってしまう、というような例も実際に存在しています。
そうならないためには、やはり何かしら自分なりに楽しむことが出来るものを見つけることが重要となるでしょう。
それでは、還暦を迎えてからでも始めることができるような趣味としては、どのようなものがあるでしょうか。
まず、この年齢になってからでも楽しむことが出来る趣味として「創作」があります。
創作するものはなんでも構いません、例えばこれまでの経験を活かして小説を書くというのでも良いですし、ノウハウ本を書くというのでも良いでしょう。
また、絵を描いてみたり、作曲をしてみたり、あるいは動画を作ってみる、というのでも立派な創作活動となります。
最初から上手なものを作ろうとする必要はありません、どのようなものを作りたいのか、ということを考えながら色々なものに触れてみると、これまで気づかなかった自分の才能に気がつくということもあるかもしれません。
健康に効果！
趣味の中には、楽しむことが出来るだけではなく、同時に健康に効果があるようなものもあります。
例えばその1つが「運動」を伴う趣味です。
還暦を超えるような年齢になってくると、普通は段々と運動機能が低下していきます。
ロコモーティブシンドロームと呼ばれるような、運動能力が大幅に低下してしまう症状が最近問題ともなっています。
こういったことを防ぐためにも、身体を動かす趣味は有用です。
ただ、いきなり普段慣れていない人が激しい運動をすると大きな怪我に繋がるような可能性もあるため注意が必要です。
また、血圧が高いような人は激しい運動によって病気が発生してしまう可能性もあるため、その点にも注意を払いながら行うようにしましょう。
語学留学を覚える！
日本語以外の語学を覚えることで脳が活性化され、ボケ防止に繋がります。
近年ではシニアの方でも語学留学をする人が増え人生100年時代の新たなスタートとして学ぶ人も少なくありません。
最初から海外へ留学に行くというのはなかなかハードルが高いと思いますので、英会話スクールに通って覚えるというのがいいのではないでしょうか。
また英語力に自信がついたら海外旅行や短期間の留学などにチャレンジしてみるのもいいでしょう。
シニアからの海外留学をサポートする機関は、高校生の留学サポートに比べると少ないですが…。
探してみるといろいろとありますので、興味のある方は確認してみてはいかがでしょうか。
